鳴沢村国土強靭化地域計画

更新日:2022年03月01日

 鳴沢村では大規模自然災害等に備え、防災・減災等に資する強靱な地域を構築するため、「鳴沢村国土強靱化地域計画」を策定しました。

 有史以来、わが国では富士山噴火や東日本大震災をはじめ、自然災害が頻発し、多くの尊い人命が奪われてきました。近年では気候変動の影響を大きく受けるなど、相次ぐ豪雨、地震等で、重要インフラの機能に支障を来すなど、莫大な損失を被り続けてきました。私たちは被災した後、長い年月と費用をかけて復旧・復興を図るといった、いわゆる「事後対策」を行い、生活を営んできました。
 今後は、このような事態をさけるため、人命を守り、社会経済へのダメージを低減し、迅速に回復できるよう「強さとしなやかさ」を備えた国土・経済システムを平時から構築するという発想に基づき、継続的な取り組みが重要と考えております。国においては、国民の生命・財産を守る防災・減災、国土強靱化は一層重要性を増し、喫緊の課題となっていることから、平成25年12月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」を公布・施行し、平成26年6月には基本法に基づく、国土強靱化基本計画を策定されました。

 本村においても、国・県と連携しながら、国道139号の道路改良及び県道71・714号の道路改良、土砂災害防止対策の推進、防災備蓄用品の整備などの防災対策を推進してきましたが、近年の異常気象による土砂災害や雪害など数々の災害に見舞われ、被害を受けてきました。

 このため、今後、発生が予測される「大規模地震」(南海トラフ地震、首都直下型地震)、「富士山噴火」、「豪雨・豪雪」などの大規模自然災害が起こっても機能不全に陥らない“強靱な地域”を構築するために国の国土強靱化基本計画と調和した国土強靱化地域計画を策定しました。
 今後は、本計画を強靱化に関する指針として活用し、国、山梨県、関係機関と一体となって、総合的、計画的に強靱化の取り組みを推進していきます。

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