鳴沢村自殺対策推進計画

更新日:2022年03月01日

 我が国における自殺者数は平成10年から平成23年度までの14年間、3万人を超える状態が続いていました。平成18年の自殺対策基本法の成立以降、さまざまな取り組みの成果もあって平成24年から平成28年まで5年連続で3万人を下回り平成28年は22年ぶりに2万2千人を下回りました。このように自殺は減少傾向にあるものの、15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっており、国際的に見てもその死亡率は高く依然深刻な状況にあります。
 自殺対策基本法は、施行から10年の節目に当たる平成28年に同法の改正があり、その示す基本的な方向は変わらないものの自殺対策のより一層の推進と、より具体的・実効的な計画の必要性が示されました。
 山梨県においては、平成28年4月、全国で初めての議員提案による「山梨県自殺対策に関する条例」が制定されました。また、同年12月には、条例の趣旨を踏まえ、山梨県自殺対策推進計画を策定し、市町村や関係機関、民間団体などと連携・協力し対策を講じていくこととしています。
 本村においても、国の自殺総合対策大綱や県の計画等を踏まえ、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、鳴沢村自殺対策推進計画を策定します。

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